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◆融資申請の流れ◆

日本政策金融公庫の融資の流れ

 以下は、日本政策金融公庫に融資申請をする大まかな流れです。

①事前準備  (まずは、企業、事業運営等に必要になる資金の額、時期などを事前に決めておきましょう。そして、保証人を立てる場合は、保証人になっていただく方の了承も得ておきましょう。)

②融資条件の確認

③日本政策金融公庫の窓口で相談  (借入申込書、創業計画書等をもらい、何か分からないことがあれば相談しておきましょう。)

④事業計画書類の作成  (融資申請に必要となる書類を作成します。)

⑤融資申請  (会社を新たに設立する場合には同時に手続きを進めましょう。)

⑥日本政策金融公庫で面談  (申請から面談までは1~2週間)

⑦融資の決定  (面談から1~2週間で決定)

⑧銀行口座に振込

 ※日本政策金融公庫から融資を受けるための「面談」は特に重要です。面談では申請時に提出した創業計画書や資料についての質問があります。自分の提出した書類内容から、ある程度質問の予想をし答えの準備をしておきましょう。また、面談後、さらに資料の提出、説明を求められることもありますが、丁寧に対処していきましょう。

融資申請に必要な書類

 日本政策金融公庫から融資を受けるために必要となる書類は下記のとおりです。必要になる書類は、時期、融資の種類等により異なってきます。日本政策金融公庫の窓口で相談または問い合わせてみましょう。

∇借入申込書
∇創業計画書 (起業する場合)
∇企業概要書 (日本政策金融公庫からの融資を初めて利用される場合)
∇見積書 (設備資金の場合)
∇登記簿謄本 (法人の場合)
∇都道府県知事の推薦状、生活衛生同業組合の振興事業に係る資金証明書 (生活衛生関係営業の場合)

 ※すでに事業を開始されている場合には、以下の書類も必要です。
∇直近2年分の申告決定書 (個人事業の場合)
∇直近2年分の決算書 (法人の場合)
∇最近の試算表 (決算後6か月以上経過または事業開始直後で決算を終えてない法人の場合))

信用保証付き融資の流れ

 信用保証付き融資は「自治体融資」とも呼ばれるもので、信用力が少なく、民間の金融機関から融資を受けられない中小企業に対して「信用保証協会」が債務を保証することによって民間の金融機関から融資を受けることができるようにするといった制度です。信用保証付き融資制度を利用することによって以下のメリットがあります。
  ∇信用保証協会が保証することにより金融機関からの借り入れが容易になる。
  ∇民間の金融機関のプロパー融資よりも金利が低い。
  ∇長期の借り入れができる。
  ∇担保・保証人のいない中小企業でも利用できる。

 以下のような流れで、信用保証協会の保証を受け、金融機関から融資受けることができます。

①金融機関(銀行等)の窓口で融資申し込み

②金融機関が審査

③審査後、金融機関が信用保証協会に保証を依頼

④信用保証協会で審査

⑤審査後、保証書を発行し承諾

⑥金融機関から融資
 ※融資を受けた者は、融資の際に保証料を原則として一括で支払う

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